1/24(水) 18:55配信　朝日新聞デジタル
https://news.yahoo.co.jp/articles/ca10653c37c5b1086af55a489def73b39e9a0142

　昨年3月に開業したプロ野球日本ハムの新球場「エスコンフィールド北海道」（北広島市）を中核とした複合施設「北海道ボールパークFビレッジ」の12月末までの総来場者数は、目標の300万人を上回る346万4637人だった。24日、運営する「ファイターズ　スポーツ＆エンターテイメント」（FSE）が発表した。

　FSEによると、346万人のうち野球観戦以外の来場者は42%。試合がない日の平均来場者数は平日4500人、休日8千人だった。全体のうち道外からの来場者は30%にあたる約100万人で、札幌ドーム時の10%から大きく伸び、「行楽地化した」（FSE）と結論づけた。

　来場者の平均滞在時間は3時間44分。試合がない日は平均3時間8分で、野球観戦以外の飲食やアクティビティーを楽しんでいたと分析する。

　今年の入場者目標は昨年と同じ300万人。6月にはFビレッジに高齢者向け住宅「シニアレジデンス」と医療施設が集まるメディカルモールが開業する。FSEは「2024年も豊かな自然と食が魅力的な『北海道』を感じられる『共同創造空間』を創造していく」としている。（佐々木洋輔）